ツインレイ 濾過されない教え
誰かに合わせて
波風たてないよう
誰かが
傷つけないよう
庇いながら
傷ついて
小さな背中には
重すぎる責任を
誰かの
秘密を
背負いながら
一生懸命
生きてきたのにね
人に優しくしなさい
人を傷つけてはいけないよ
人の秘密は話しては
絶対にいけない
あなたは
そんな約束を
ずっと
その胸に守ってきたのに
良いことを
しているはずなのに
今
悲しい顔をしてる
今
苦しくなる
あなたを
人は
優しいから
と口々にする
あなたも
周りの人々と
同じ人なのに
優しいという
カテゴリに分けられた
途端
あなたは
他の人とは違うようになる
優しいから
何でも我慢してくれる
優しいから
何を言っても許される
優しいから
少しばかり
雑に扱ったとしても
優先順位を回したとしても
優しいから
いい
あなたを
適正に
扱えていなかった人々が
間違えに気づく時
それは
あなたの限界により
人々に
背を向けた時だけです
それまで
あなたの
優しい人は
続いてしまう
あなたが
今
少しでも
苦しい何かを持っているならば
あなたを
悲しませる
何かが
在るならば
もし
あなたさえ
堪えていれば
誰かの助けになる
そんな
助けを
要求されていても
あなたが差し出す
ものは
助けとは
呼ばれないことを
知ってください
自己犠牲の上に
成り立つ
助けは
ありません
美談もありません
真の優しさは
どんな
悲しみも生まない
人に優しくしなさい
人を傷つけてはいけないよ
大切な教えでありながら
個々の
家庭環境状況下
伝える側により
間違えた
教えに
変換されてしまう
間違えて伝えられた
教え
教える方が
あなたに
愛を持って教えたのか
周りの目を気にして
ただ
常識として
伝えた
教えなのか
教えた方の辿った
過去と照らし合わせて
感情によって
伝えられた教えなのか
濾過されないまま
伝えられていく教えは
時として
純度が低くなりがちで
本質が湾曲していくものです
あなたの中に
誰かから伝えられた
教えが
在るとするならば
ご両親の口癖が
在るとするならば
それらが
あなたを
今
悲しませている原因に
なってはいないか
見つめてみてください
あなたを
悲しませるものは
もう
要らない
あなたは
あなたを押し殺して
自己犠牲を伴う
優しさを
誰かに差し出さなくても
あなたはね
優しさを
充分
十二分に
周りへ差し出せる方
そんな
優しさを持っている
あなたが
誰よりも先に
優しくされるべきなのです
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