私のお父さん
この写真に
写るのは
一歳少しくらいの私
少ししかない
写真の中の一枚で
ずっと持っていたもの
時々は眺めることがあっても
そんなに
見る事もない
なのに
持ち続けていた写真
少し前
お相手に
小さい頃の写真を
見せることになり
この写真を渡しました
そして
気付きました
私の右手を
ふわりと
包むその手は
私の父の手です
この時まで
気づかないでいました
私には
見えていませんでした
父と私の間に
何があったのか
ブログを読んでくださっている
あなたには
分かっていると思います
でも
この私の手を包む
父の手は
本当のお父さんの優しさ
純粋に
この小さい
私を守ろうと思う
包み方
見えなかったものが
見えるようになるって
どんなに
証拠のように
形があったとしても
見ようとしなければ
触れようとしなければ
心が
愛が
開いていなければ
見えはしないものなんです
あなたが
歩み寄って行かなければ
ずっと
ずっと
暗い場所で
あなたに
見てもらえる
その時を待っているだけなんです
だからね
あなたには
見落としてほしくない
だって
愛に気づくのと
愛に気づかないとでは
全く
違う
生き方になるんだもの
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