降りた 私の願い
治の願いは
治が
叶える
治の持つ願いを
肉体を持って
現実を生きてきた
昔の私は
良い子のように
魂の事なんて
知りもしないのに
守ってきた
魂同士の願いは
魂同士が叶える
肉体を持つ
二人に
それを
守らせる
叶わない様に
ずっと
守らせる
ごめんね
なんて
彼女聞いてない
この肉体に居た
前の私は
そんな願いを
欲しいと思ったことなかったよね
触れることさえなかったよね
なのに彼女
結婚式の写真を
ずっと
ずっと
撮り続けてきた
ウエディングドレスを着た
沢山の
輝く女性を見てきたいたよ
憧れを
違うものとして
ずっと
見てきた
どうして
肉体を持った
一人の女の子として
彼女
生まれたんでしょ
喜びを
感じたっていいじゃない
憧れくらい
持ったって良かったじゃない
ごめんね
私
私になって
初めて分かる
持っていた
感情を私が
受取る
見せてあげたい
前の私にだって
体験させてあげたい
前の私にだって
喜びのために生きること
生きているのは
喜びのためって
どうか
魂の私を
半分
50パーセントで
前の
現実を生きてきた
前の私
彼女を
半分
50パーセントで
この肉体を創らせてください
この肉体を
使わせて
どちらも居て
私
どちらかが
欠けてしまったら
ねえ
願いは
叶わないの
叶ったって
そんなの
50パーセントだけになる
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