ツインレイ 慣れ親しむということ
あなたに
もう
当然のように
慣れ親しんだ
染み込んでいるもの
例えば
桜の花
落ち葉の色
カラス
あなたは
きっと
容易に
その姿を
頭の中に
描けると思います
本棚から
辞典や辞書を取り出し
調べる
必要はないと思います
桜は春にしか
咲きません
あなたは
桜を
毎日見ていなくても
覚えよう
覚えようと
必死になることなく
春に一度咲く
桜の姿を
覚えている
秋に
足元で
カサカサ音をならす
落ち葉の色だって
そう
影の様に黒い
カラスだって
そう
記憶するには
距離がある
それにも
関わらず
あなたに
自然に
馴染んでいた
いつの間にか
当然のように
あなたの内側の
一部に入り込んでいた
どうしてでしょう
あなたは
きっと
こう
答えられると思います
だって
そういうものだから
この感覚
対のお相手との
過程にも
同じように持てると
よいかもしれません
そういうもの
という感覚
そういうもので
あるはずはない
とか
そういうものではない
とか
そういうもので
あってはならない
とか
こうであるべきだ
なんていう
思いを
あなたが見る
桜や落ち葉
カラスには
抱かないと思います
桜は
そういうもの
落ち葉は
そういうもの
カラスだって
そういうもの
桜に
何で夏に咲かないの
とは
思わない
落ち葉に
秋には
落ちないで
なんて
頼んだりしない
カラスに
白さを
求めたりしない
どっちが
影か
分からなくなる
黒さ
それが
カラスだもの
そういうもの
あなたは
出逢いを
あの日
受け取って
対のお相手に
ひどく
惹き付けられた
そういうもの
ある日
突然
引き離されるようにして
離れ離れになった
そういうもの
それで
泣いて泣いて
何度も
泣き崩れては
立ち上がってみた
そういうもの
そして
ある日
突然
あなたとお相手は
再会する
そういうもの
それでね
あなたは
お相手を
思う存分愛して
お相手は
あなたを
思う存分愛する
本当にね
そういうもの
対って
そういうもの
だから
あなたの中に
安心して
馴染ませてみて下さい
桜や落ち葉や
カラス
の存在が
あなたの中に
普通に
馴染んでいるように
変える事
不安がることも
焦る事も
いらないもの
対は
そういうものと
もう
決まっている
そういうものだからなんです
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