眠れないね
眠れない？
一回ちょっと
遊んでみようか
一個一個
思い出してみて
小さい頃
好きだった
お花の名前は？
そのお花は春に咲く？
夏に咲く？
秋に咲く？
冬に咲く？
どうして
そのお花が好きなの？
初めて乗れた
自転車
その時のこと覚えてる？
転ぶ不安も無くなった
時のこと
曲がり角を
上手に曲がれたこと
颯爽と走る
自転車と風と自分が
一体になった時のこと
小学校の入学式
初めて入った
教室
緊張した？
それとも
ワクワクした？
窓から見える
校庭に何を
思った？
初めての友達との
出逢いは
覚えている？
あなたから
声をかけた？
どうやって
友達になったの？
どうして
友達だって
思ったの？
初めて友達と
ケンカした日
どんな気持ちを
持ちながら
お家に帰った？
お風呂の中で
何を
思った？
初めて
仲直り出来た日
世界がどんな風に
見えた？
一体
幾つの出来事と
あなたは出逢い
大人と呼ばれる
あなたへ
なっていったのでしょうね
日々と
呼ばれるものの中で
小さかった
あなたは
小さな胸を
弾ませ
時に
不安を抱かせながら
いくつもの
物事を超えてきました
そこには
自信に
満ち溢れさせながらの
選択もあり
もちろん
自信のない
選択もあったはずです
振り返ると
上手く行く日も在り
上手く行かない日もあったはず
気づくと思います
どんなことが
あったとしても
どんな状況に居たとしても
今
大人になった
あなたが居るということは
生まれてから
今に至るまでに
乗り越えられた物事
その
数の分の
あなたが居るということ
大人になった
あなたという存在は
沢山の出来事を
既に
乗り越えた来たという
証拠
残念ながら
大人になるということは
出来ないこと
出来ていないことを
見つけることの
天才になってしまうことです
出来ること
それに
大きさを求めてしまう様になる
本当は
そこに至るまでに
出来たこと
乗り越えてきた
自分を
誇りに思い
それらを
自分のものとして
数えられるようになることが
大人になるということです
その
物差しは
いつも
あなた自身にあります
幼い頃の様な
目線で
あなた自身を見ることが
出来たなら
日々は
出来ること
乗り越えられることで
溢れます
こんなの
出来て
当然でしょう？
なんて
幼いあなたは
あの日々の中
思いもしなかったと
思います
当然という
概念さえ無かったと
思います
大人である
あなたを
思い出すために
幼い頃のあなたへ
お邪魔する
そんな夜もいいものです
一つ一つ
大事に
見てみてください
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