二つの生と死
死というものは
誰かから
体験談を聞けることもなく
自分が体験してみないと
分からない
未知のもの
未知のものが故の
恐怖
魂が
この世界に生を受けることは
きっと
魂の世界では
死を意味するのだと思います
肉体を抜けて
死を体験する時
魂に戻る時
きっと
それは
生を意味するのだと思います
私達は
この二つの世界を
知る事により
二つの
生死というものが持つ
本当の意味を
知るのだと思います
肉体を離れ
私達が持っていけるものって
限られている
その限られたものの中から
たった
一つ選ぶとするならば・・・
そう考え生きていくと
自分を見失うことなく
進んで行けるのだと思います
自分を大切にするとは
生と死という
限られた時の
間に生きていると
実感する事
間を生きている
私達は
皆
わずかな
間に
生きる時を与えられている
そんな
間に
出逢った方々
出逢ったもの
出逢った出来事
嫌なものになり得るはず
なんてない
間を生きている
皆
それぞれ
間の
隙間や
間の中の間に
挟まるように
すり抜けるように
生き抜いている
あなたは
あなたの
間を
何で埋めたいって
思う？
他の誰のものでもない
あなたの
生を
感じようとするのは
今しかありません
どんな思いで
この間を埋めるのか
大切にしてください
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